2008年4月26日土曜日

多機能筆記具:シャーボ

職業柄、最大の競争相手である、100円ショップ(ダイソー)の商品を使って見るのだが、ここにも、多機能筆記具(シャープ+ボールペン3色:ダイソー製)がありテストのつもりで1本購入してみた。書き味ですが、ボールペンは書き始め多少かすれたりするものの、特に問題なし、シャープはノックした感触があまり良くない、さらに、筆記中も芯が折れるのではないかとやや不安である。105円でこれだけの性能があるなら、使い捨てとして考えれば優秀な物です。
さて、以下に紹介するゼブラのシャーボですが、国産としては多機能筆記具として第1号ではないかと思います。

「シャーボ」ゼブラ株式会社の代表商品である。
シャープペンシルとボールペンを1本にまとめた革新的な商品として開発されたシャーボ、「右に回すとシャープペンシル、左に回すとボールペン。1本で2本分」のキャッチコピーが人気を集めゼブラの代表商品として人気を集めた。
最近ではシャーボの機能を採用した多機能ペン(シャープ+ボールペン)が各社から発売されている。
 
シャーボの歴史
初代シャーポの登場からシャーポXの誕生まで30年。その開発秘話から現在までの進化についてご紹介します。
1977年、シャープペンシルとポールペンをひとつにした新商品「シャーポ」が誕生した。複合筆記具としては2色ポールペンが主流であった当時、非常に画期的な商品であった。当時の市場環境は、高度経済成長の真っ只中にあり、筆記具でも高機能・高級品へのニーズが高まっていた,そこで1977年、開発プロジェクトが発足、夜を徹した作業により異例のスピードで発売にこぎつけた。商品名の由来は、シャープペンシルとポールペンがひとつになった機能美を端的に表現したことによるものだった。
また、当時は「無駄な装飾を省き、シンプルに仕上げる」という基本コンセプトのもと、高級志向の社会人を主な顧客と想定し、舶来品に貪けないステータス性が感じられるデザインを備えた筆記具を目指した。
「右へまわすとシャープペンシル、左へまわすとポールペン」で有名なコマーシャルフィルムを発売と同時にオンエアし、発売からわずか4ケ月で80万本を突破する快挙を成し遂げた。その後今日に至るまで多くの人々に筆記具の定番として支持され、女性向けのデザインやうるし調の軸など、長年に渡ってその時代の需要に合わせた数々のアイテムを発表し続けている。
そして誕生から30年、それまでの歴史が育んだ豊富な経験や技術は、「SHARBOX」という名で2007年世に送り出されることになった。

1977年当時5000円以上のボールペンは実用品と言うより、デュポンのライターを持っていることのバランスで持ったような物でした。
2000円から15000円まで7種類ほどの中に、うるし塗装をした8000円と5000円のシャーボがありました。これが1990年に生産終了になりました。それには理由があります。うるし塗装加工が数年前から高騰し、価格維持できなくなったからです。現在、生産すると価格は¥20000かかると思います
私は20年以上使い続けても、うるし部分は色あせも傷も見えません。先端とクリップの部分の金メッキは光沢が無くなりました。ゼブラが初めて複合筆記具「シャーボ」を世に出した時のうるし仕上げのシャーボ。その後いろいろなシャーボに似た商品は出ていますが、この商品を超えるものは出ておりません。
うるしのペンのよさを少し説明しますと、うるし部分に指に触れることで汗をかいた状態でもペンが滑りません。握力が低下するほど長時間たって軽く触れている状態でもペンが緩みません。軽い力で長時間使っても疲れないのです。
(ウィキペディアより引用)

2008年4月25日金曜日

業界激震:アスクル

当店はアスクルが立上がった時、顧客を取られると思い提携するのをためらった。ここまでアスクルが成長するとは考えなかったのである。結果、当店顧客の大半がアスクルにやられた。この痛手は今となっては取返しがつかない。アスクルと提携し共存共栄すれば良かった。先代社長に先見の明がなかった。当時、私はアスクルの事を真剣に考えていた。

アスクル株式会社は、東京都江東区に本社を置く事務用品を中心とする通信販売会社。事務機器メーカーのプラスの子会社であり、同社のプライベートブランドはプラスの製品が多い。
同社は中小事業所をターゲットに、オフィスで使用する事務用品や什器などをカタログ販売する会社だ。社名のアスクルは「明日来る」をもじったものである。私も直ぐにピンと来た。主に、FAXやインターネットで商品を注文すると、文字どおり翌日に商品が届くというキメの細かいサービスで消費者のニーズに応えている。
デフレ化でほとんどの小売り・流通関連企業が前年並みの売り上げを維持するのさえ困難な中、アスクルの好業績は際立っていた。では、その要因はどこにあるのか。

まずアスクルは、それまでになかった新たな市場を開拓した。小規模な事業所をターゲットにしたオフィス用品の小売りである。大企業の場合、出入りの業者の営業員が各部署を回って注文を取ったり、担当部署が各部の注文を取りまとめてくれる。しかし小規模な事業所の場合、そのようなサービスを受けられず、文房具店に出向いて定価、もしくは10%、20%引きで購入することを余儀なくされていた。 当店も事業所関係は約20%引き、学校、官庁においては30%~40%引きで納入させて頂いている。アスクルの価格設定はとても低価格で個人商店には太刀打ちできない。
小規模な事業所においては、注文量が少ないため1カ所ずつ営業員が回っていては、コストが掛かり過ぎる。とはいえ、日本の企業の大多数は中堅・中小である。マーケットとしては大きく通販方式で各注文を拾っていけば莫大なものとなる。この点に気が付いたことに、アスクルの先見性があった。

サービス開始は1993年。
プラス株式会社にて、首都圏の事業所を対象にアスクル事業を開始。アスクル事業室がプラスから独立・分社化したのは1997年である。
当初はなかなか利用が伸びなかった。成長のきっかけは、顧客の要望にこたえてプラス以外の製品を取り扱い始めたことだ。何しろ社内の一部署が他社の製品を売るわけである。相当な反発があったのは想像に難くない。(私はアスクルがプラス製品のみを販売していずれ消え去っていく事を期待していたのだが。)ここで顧客の利便性を第一に考えていなければ、現在のアスクルの姿は決してなかっただろう。他社製品も取り扱うことで売り上げが急増し、結果としてプラス製品の売り上げも増える結果となった。

日本型成功の秘けつ
一見すると、メーカーの直接通販で町の文具店が全滅するという印象があるが、このアスクルは町の文具店をシステムに取り込み、双方の共存共栄を考えた。
そのビジネスモデルとは、単純な直販とは多少異なり、取り扱い製品を掲載したカタログの配布、顧客からの注文受け付け、注文品の配送はアスクルが行う。在庫を抱えるのもアスクルである。しかし、新規顧客の開拓と売上金の回収はアスクルではなく、アスクルと提携したオフィス用品の小売店が行う。小規模な事業者にオフィス用品を値引き販売するアスクルの登場に対して最も脅威を感じたのが、同じく小規模な事業者を相手に商売していた小売店だ。しかしアスクルは、小売店もビジネスチェーンの中に取り込むことで、無用な競争を巧みに回避した。小売店はアスクルと提携することで無用な価格競争に巻き込まれず、増収と増益を両立させた。
仕組みは以下のとおりである。
販売担当店(アスクルエージェント)・・・新規の顧客獲得の営業活動と、代金回収・債権管理その他顧客ケアを担当。
アスクル(本部)・・・カタログ作成と商品の受注、発送、個別商品・サービスの問い合わせ等を担当。

中小企業マーケットを切り開いたアスクル
今やオフィス用品の通信販売最大手となったアスクルの成長が続いている。アスクルは、オフィス用品通販No.1デリバリーサービス会社です。今日も、たくさんの事業所へ、オフィス用品を配達しています。ところで、オフィス用品って、顧客にとって何でしょうか?
事務用品、掃除道具、生活雑貨、来客様用のお飲み物など、いろいろあります。こんな多くの種類、少し前までは、大きなスーパーへでも行かなければ、一度には揃わなかったと思います。
しかし、現代において、店に買いに行くのは時間のムダ。優れた経営者、管理職の方でしたら、時間が一番大切だと認識しているはずです。人件費=時間を買っているということです。そのコストは無駄には出来ません。
一般的な小売り店では、安売りといってもやはり限界があります。一年でどれほどの無駄遣いをしているか、わかりません。でもアスクルを利用すると、約39,300アイテムのオフィス用品を、低価格で、注文の翌日(当日配送地区も拡大中)に手にすることが出来ます。
つまり、直接的な購買コストの削減と、間接的な時間コストの圧縮を可能にする、理想的な経費削減ツールを、手に入れるということです。
また支払いに関しても、従来の通販のように、購入のつど支払うのではなく、月に一度の合計額請求ですから、とても便利です。
毎月の締め日に、規定のお支払い方法(銀行振り込み、郵便局/コンビニ支払い、銀行自動引き落とし、クレジットカード払い、その他)の中から、都合の良いもので支払います。

ただし今後は事情が異なってくる。オフィス用品最大手のコクヨが通販に進出するなど、アスクルが開拓した市場への新規参入が相次いでいます。新規の顧客増加が鈍化したとき、成長性を維持するには既存顧客の深掘り、つまり顧客単価の引き上げが必要となる。そこで最も有望なのが、ネットの活用である。電話やFAXと異なり、ネットでは過去の購入履歴から顧客ごとに推奨品を提示するといった販促サービスが安価に行えるからだ。今後はネットを活用した枝の良しあしがアスクルの成長性を左右するかもしれない。
(ウィキペディアより引用)

2008年4月24日木曜日

デルタ ドルチェビータ スタウト

デルタ/DELTA Dolcevita Stout/ドルチェビータ スタウト万年筆

コンパクトでありながら、きわだつ存在感
「頑丈」「勇敢」といったイメージもデルタならではのスタイリッシュな仕上がり。
デルタならではの仕上がりに個性が光ります。

さすが、イタリア人であるこのオシャレな仕上がりには非常に満足させられます。この万年筆を私は使った事はありませんが、このコンパクトサイズに通常と同じペン先を使用しているので書き味には不満はないでしょう。このペンで顧客先での受注を記入するのが楽しみです。

詳細
ドルチェビータミディアムと比べてコンパクトでありながら、ペン先はミディアムサイズと同じなので安定した筆記が楽しめます
ペン先は18金です。ショートボディに存在感あるペン先は、コンパクトボディでありながら満足の書き心地を演出。
ペンクリップは、先がローラーになっています。胸元にさしても服を傷付けないような気づかいは、さすがオシャレなイタリア人。

世界中の人々から愛されているデルタの代表アイテム、ドルチェビータ。
「テーラーメイド イン イタリー」をコンセプトに、南イタリアの太陽をいっぱいに浴びた鮮やかなオレンジをイメージした特注のレジンのブロックを伝統職人(アルチザン)が1本1本丁寧に削りだしたハンドメイド製造です。
紳士な男性への贈り物に最適です。また、腕時計とも相性がいいので、トータルにファッションの一部としてお楽しみ頂けるシリーズです。

2008年4月23日水曜日

文具業界

文房具は私たちが子供のころは勉強や遊びに、学校に入れば否応なく使用し、社会に出れば仕事に、家庭では趣味の世界へと、限りない知と文化の世界へ導いてくれるナビゲーターです。その文具を作り、届け、販売する業界を文具業界と呼びます。実は日本は世界第2の文具消費大国でもあり、世界最高品質の製品供給国でもあります。
ところで文具・事務機業界は、今大きく変化しています。異業種や外資系小売業、特にカタログによるオフィス用品通販、インターネット受発注によるWEB店舗の参入などで、従来の流通3段階から卸中抜き現象が起きたり、卸、小売業の統廃合が地方を中心に各地で起こるなど、環境は厳しさを増しています。
そのため文具店、卸店の倒産、廃業も続いており、日本全国に最盛期3万店あった文具小売店も、平成19年6月1日調査では1万1797店に減り、現在は1万1000店前後と推測されます。その中でも売場面積の増床や品揃えの拡大を試みる文具店も多く、懸命な試行錯誤が現場では行われています。
そして今この業界の流通構造の変化が顕著となっています。小売店にとっては厳しい環境にありますが、新しいビジネス展開も期待できる市場となっています

1.文具・事務用品業界の様相
文具・事務用品業界は、ノート・紙製品、文具・事務用品、筆記具類、オフィス家具、OA・パソコン関連用品、机上事務機器、その他関連製品を扱う業界。
各種調査資料で、これを見ると、文具・事務用品市場規模は1998年以降は微減基調にあり、法人需要の低迷や製品単価の低下などの市場環境の逆風を受け、当面この状況が続くと予想される。また製品分野別の構成では、法人需要に依存していた、オフィス家具が大きく減少しているのに対して、個人需要比率も大きい。オフィス家具以外の製品分野は微減基調に止まる。

2.家計調査年報から見る文房具支出額の推移
過去10カ年での1世帯当たりの年間文房具支出額推移を見ると、1999年度までの9年では多少の増減を繰り返しながら「8,500円~9,000円」の幅に納まってきた。しかし2000年度には急激に支出額が減少し、「7,953円」と一気に8,000円の大台を割ってしまった。
この背景には「購入価格の急速な低下(大型店や100円ショップ、通販等の拡大で製品単価低下)」「購入頻度の低下(景気低迷の影響)」「若年層の減少」「パソコンの普及拡大」といった要因が複合的に影響していると思われる。法人需要が冷え込む中での個人需要の激減であり、業界には大きな危惧を抱かせる結果となった。

3.商業統計から見る文具小売業の推移
商業統計から「書籍・雑誌・紙・文房具小売業」の店舗数推移を見ると、昭和60年以降は、ほぼ3年毎に10%前後の減少を記録しており、平成9年/昭和60年対比では70%を割るレベルにまで低下している。
このように小売店舗数から見る文具・事務用品業界は、市場規模推移や家計支出額推移を遥かに上回るスピードで縮小していると言える。言い換えれば当業界の不振を強く反映した形で小売店が低迷していると言る。

4.文具・事務用品市場の動向
最近の文具・事務用品業界では、商品面での「環境・エコロジー対応の深化」が指摘できる。この流れは、1990年代の中頃から本格化してきたが、より一般化したのは1997年以降である。環境・エコロジー対応の代表的な事例としては、「再生紙利用、古紙再利用(配合率の向上)」「塩ビ系素材から非塩ビ系素材へ」「部材の分別化、分別廃棄対応」「部材・素材の再利用・リサイクル化」といった点が挙げられる。そしてこれらのコンセプトは既に一般化しており、主要メーカーの主要製品には、環境・エコロジー対応が基本コンセプトとして組み込まれている。次に価格面では、米国系のスーパーストア(オフィスデポ等)の進出やアスクルに代表される通販業態の拡大、海外輸入品増加などの影響で、末端での販売価格の低化・常態化しており、メーカー・販売店の両者で収益面の悪化が顕著となってきている。そのため、業界全体での課題として、生産性向上に向けての取組み強化が求められている。
流通面では、ポイントとして「既存販売ルートの縮小」「通販チャネルの急成長」「小売店の変化(専門店からチェーン店、大型店)」「製品価格の急激な低下と収益構造の悪化」「非文具製品の扱い拡大(OAサプライ製品)」といった点が指摘できる。さらに加えて、小売業態での構造的なテーマである「後継者難、低価格化での収益悪化、大型店舗・チェーン業態との競争、経営者の高齢化、販売チャネルの多様化」といった課題があり、ここ数年で急速に構造に変化が現れている。

5.文具・事務用品の流通チャネル
文具・事務用品の流通ルートとしては、主に以下のようである。
店頭チャネル(文具専門店、書店、量販店、ホームセンター、カメラ・家電量販店、100円ショップ、その他小売店)
納品販売(企業・事業所ユーザへ納品業者等を通じての販売)
通販・直販(アスクル等のオフィス通販事業者、メーカーからの直販)

6.文具・事務用品市場での構造変化とその要因
文具・事務用品市場自体は微減基調にあり、加えて家計調査年報で見られるような一般ユーザ(個人ユーザ)需要の低迷もあって、当該市場ではほぼ全体的に縮小傾向になっている。しかしその中で、唯一拡大しているのがアスクルに代表されるオフィス通販である。尚、オフィス通販チャネルには、「文具・事務用品」の他にも「OA・PC用品、生活用品・日用雑貨、家具・インテリア、その他オフィス用品」を含むが、全てのジャンルで高い伸長率を記録している。
最近の文具・事務用品チャネルの変動要因を見ると、オフィス通販チャネルの急速な拡大が最大のファクターとなっている(特にアスクルの急成長)。この点を中心にして、さらに小売業態の変化(文具小売店の減少、大型・チェーン店の増加、量販店、家電・OA系量販店、100円ショップ等の新業態の拡大)、中間流通事業者での再編機運(買収、合併、グループ化、廃業・撤退、倒産)、また米国系スーパーストアの本格的な進出等も変動ポイントとして指摘できる。そしてこれらの要因が複合的に絡み合って、市場構造の急激な変化が現れたと判断される。またパソコンを中心としたシステム環境の普及・浸透(パソコン及びプリンターの普及、インターネット環境の整備)も無視できない要因である。さらに、1990年代後半での景気後退及びそれに起因した事務経費削減圧力の影響も、製品単価を下げる要因として作用していると言える。
以上のような変化の中でオフィス通販ビジネスがキーポイントになっているわけだが店頭小売販売の頭打ちが明らかになってきた小売店おいては、オフィス通販の市場性に着目して、オフィス通販事業でのエージェント(代理店)にシフトするケースが増えてきている。
つまり既存の店頭顧客に対するサービスを維持・確保しながら、文具・事務用品以外のラインアップ・品揃えを持つ事で、一気に新規ユーザの獲得を図るといった展開であり、オフィス通販ビジネスは、この点を背景に文具小売店での注目を集めるビジネスモデルになっている。

7.オフィス通販市場の市場構造
 各種調査資料、公的データを基に推計したオフィス通販市場の動向を見ると、当該市場は、1998年~2001年度にかけて年平均50%前後の高伸長を遂げており、特に1998年度までは、まさに倍々ゲームでの拡大であった。そして1,000億円に迫った1999年度からは伸び率は鈍化したものの、その後も依然として高伸長を示しており、2002年度では2,000億円を突破すると見られる。

8.主なオフィス通販企業
  2000年度でのオフィス通販業界ランキング1位はアスクルで、6割近いシェアを持っている寡占企業。現状のオフィス通販市場では、同社一人勝ちの様相も呈しており、まさにオフィス通販市場を牽引してきた企業と言えよう。
ランキング2位にはフォーレスト、3位にオフィスデポと続く。そして4位には、文具・事務用品業界トップメーカーであるコクヨが設立したカウネットが続く。そして当該市場は、この上位4社で8割近い構成になると見られる。

9.オフィス通販ビジネスの文具・事務用品市場への影響
オフィス用品(文具・事務用品)市場では、オフィス通販の拡大によって様々なビジネス環境の変化が起きている。
まず指摘できるポイントは、価格面である。オフィス通販ビジネスは基本的に値引販売を前提としており、この価格優位性で需要開拓をしてきた事は否めない。そのため、元来値引販売を行ってきた納品業者に加え、定価販売が基本だった小売業においても値引対応が不可欠になり、業界全体として低価格化が深刻化したと言えよう。製品面では、オフィスでのコンピュータ化への迅速対応が指摘できる。特にOA機器、OAサプライ、OAアクセサリー需要の高まりに対して、いち早く対応したのがオフィス通販ビジネスであったと評価されている。
媒体面では、インターネットの普及が急速に進んだことで、より効率的・低コストなオペレーションが可能になった。現在のオフィス通販業界トップのアスクルでは、インターネット受注比率が3割前後に達しており、この事でさらにユーザでのインターネット利用の促進に拍車をかけたと言えよう。
そして今後のオフィス通販市場は、供給業者・ユーザの両サイドから本格的なインターネット受注が見られるようになり、この事でより一層オフィス用品販売が集中する可能性があると言えよう。

10.今後のオフィス通販ビジネスの形態と文具小売店との関連
今後のオフィス通販ビジネスでのビジネス形態としては、現在の法人ユーザ主流から個人ユーザーへの変化が予想される。現状では本格的な対個人へのビジネスを展開しているオフィス通販事業者はほとんどないと見られるが、一般消費者を対象とした「品揃え・カタログ販売・宣伝活動」等のマーケティング施策は既に行われており、近い将来個人消費者をターゲットとした展開が広がる可能性は高いと言えよう。
そして消費者をターゲットとした場合は、法人ユーザ向け以上にブランド力、知名度が訴求ポイントとなる事から、先発事業者、ランキング上位事業者、体力事業者(宣伝・広告対応力、キャンペーン力に優れる)が先行し、必然的に現在のオフィス通販業界での上位事業者が優位に立つ事が予想される。
いずれにしても、オフィス通販事業者が本格的に個人ユーザー向けにビジネスを転回してくれば、文具小売店を基盤とするエージェント(代理店)においても店頭顧客(個人ユーザ)を囲い込む手段が増えるわけであり、法人ユーザでの新規顧客開拓と並んで、既存ユーザ囲い込みといったメリットがでてくる。
現在、一部の文具小売店では自社独自での通販ビジネスを展開しているところも見られるが、このような展開は多くの小売業では非常にリスクも大きく、また体力的に難しいと言える。そこで比較的低リスクで対応でき、また既設事業との乖離も少ないオフィス通販でのエージェント展開を検討してみる事は、小売業での業容・ビジネスの拡大においては、決して無駄ではないと思われる。

現在、文房具店は厳しい状況下に置かれています。消費者の文房具用品離れ、文房具店離れ。多くの個人消費者はスーパー、ホームセンター、100円ショップ等でただ間に合えばいいと言う味気ない買い方をされています。当店の様な文房具店に来れば本当に楽しいのに。
法人への納入ではアスクルに負けました。今後は当店でもカウネットとのエージェント契約を考えています。最後に個人消費者の文房具店離れだけは歯止めを掛けたいと思い、何らかの展開を考えています。
(引用;情報誌「楽市楽座」(GRC発行 NO.35)平成13年度 第2号)

2008年4月22日火曜日

ホッチキス

MAXと言えばホッチキスと、言われる程、知名度の高い商品です。半世紀以上にわたり製造され続けています。今も私の事務所では約30年以上前のホッチキスが現役で活躍しています。現在、マックスの10号ホッチキスの国内シェアは約75%にもなるという。

ホッチキス語源
ホッチキスは、英語名をステープラーといいます。この「自動紙綴器」を発明したのは、米国人ベンジャミン・バークリー・ホッチキスで、日本では彼の名前にちなんでホッチキスと呼ぶようになりました。
伊藤喜商店では、明治36年ごろから輸入を始め、「ホッチキス自動紙綴器」という商品名で販売を行っていました。ところが、伊藤喜商店から仕入れ販売をしていた東京・日本橋の梶仁太郎金物店が「ホッチキス」という商標を先に登録していたことがわかり、伊藤喜商店がこれを買い取って、正式に伊藤喜のホッチキスとして商標登録されることとなりました。
伊藤喜商店では、その後国内生産も開始。国産品にはハト印のトレードマークをつけて「ホチキス1号」、輸入品は「ホチキス2号」として販売しました。

マックスホッチキスの歴史
大正3~4年には、アメリカ製のアクメ(1号ホッチキス)が輸入されこのころ針は鉄板をプレスしたムカデ形(アクメ針)でした。大正7年になると伊藤喜商店<ハト印>、堀井謄写堂<コスモス印>が国内で生産されるようになりました。
大正15年にはそれまでの鋳物製とは違い、プレス加工のジョイント(2号)が雨森文永堂から発売。その後1年程度で、ドイツから3号の綴り針が輸入され、昭和3年に3号針を使用するスマート3号が作られました。
昭和10年頃には向野事務器製作所(東京都大田区)の向野光雄社長は2号・3号・9号ホッチキスを設計、製造していました。当時、3号をスマート、2号をジョイント、9号をホルダーと呼んでいたそうです。
昭和21年に山田興業(株)( 現在マックス(株))が3号ホッチキスの生産を開始したことにより、戦後のホッチキスの歴史が始まりました。
マックス(株)は創業時は山田航空工業(株)と称し、零式戦闘機の尾翼部品メーカーとして昭和17年に発足しました。 戦後、新発足にあたり山田興業(株)と社名を改め、『平和産業に徹し、文化に貢献する』を掲げて、向野氏からホッチキスの製造技術を引継ぎ、終戦から半年後の昭和21年には早くも「ヤマコースマート」の生産を開始しました。
まもなく1号・2号・5号・9号などのホッチキスも手掛けるようになり、品揃えが進みました。3号ホッチキスはその後も改良されましたが、クロームメッキデザインは当時のままで、卓上型のスタンダードタイプとして現在もロングセラーを続けています。

(SYC・10の誕生)
「ホッチキス」の名前を一般的にしたのは、なんといっても昭和27年7月に発売した小型ホッチキスSYC・10(シック・10)です。
それまでのホッチキスは紙綴器と呼ばれ、オフィスの部や課で購入する事業所向けの用度品でしたが、SYC・10は小型、軽量で指先の力で綴じることができる画期的な製品でした。
また、価格も200円と低価格であったため、学校、家庭へと急速に普及し、数年の内にホッチキスは一人一台が常識の文房具になりました。
 
(MAX・10の改良)
昭和27年に発売された小型ホッチキスSYC・10は、社名の変更にともない昭和29年には「MAX・10」と名称が変わりました。以降、MAX・10が普及するにしたがい、マックスとホッチキスが同義語になり、文具店には「マックスください。」とホッチキスを買いにくる人が多くなりました。
その後MAX・10、HD-10と名称は変化しましたが、基本性能は変えずに、使い勝手の向上に工夫を重ねてきました。
現在、世界中のオフィスや家庭で愛用されています。
今後も見えない所での製品の改造に期待します。
(マックス株式会社 ホッチキスの歴史引用)
(ウィキペディアより引用)

2008年4月21日月曜日

付箋紙:ポスト・イット

付箋紙
貼り付ける物の総称、付箋は非常に古い言葉です。
付箋は、メモ書きを一時的に文書・書籍等に貼り付けるために使用される紙片。付箋だけで紙片を意味するが、付箋紙とも呼ばれる。

3Mがポスト・イットを発売する前に、付箋はあるにはあったが、それは、糊を使って使用するタイプで、今の様に気軽に使えるものではなかった。だが価格は安かった。

ポスト・イット
ポスト・イットは1968年、アメリカの化学メーカー3M社の研究員、スペンサー・シルバーによって発明された。彼は強力な接着剤を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作り出してしまったのだ。この弱い接着剤は当初、その用途が見つからなかったが、同僚のアーサー・フライが本のしおりに使用できないかと思いついた。
1977年には試作品が完成し、各企業の秘書課に試供品を配って以来、口コミで広がる。1980年以降、ポスト・イットという商品名で販売された。

3Mがポスト・イット・ノートの世界販売に乗り出したのは、一年後の1981年。日本でも住友スリーエムが販売を開始しました。しかし、まったく売れない状況が2年間も続きました。
私も商品を見て「ふぅ~ん」と言う程度の反応であった。
だが、これが文房具の定番商品になるとは予想だにしなかった。

頭をかかえた担当者は1983年春、アメリカでの例にならって、主に女性をターゲットにして企業、街頭でのサンプリングの実施を決めました。
配られたサンプルは60万袋。その甲斐あって、徐々に注文が増え始め、使用後の感想が営業部員の耳に入ることも多くなってきました。なかでも官公庁で圧倒的だったのが「付箋として使えるサイズが欲しい」というものです。それまでは、アメリカと同じ製品しか販売していませんでしたが、日本独自の要望に応えて、紙の先端を赤く塗った付箋紙タイプのポスト・イットを開発、販売したところ、爆発的に売れたのです。それまでメモサイズには興味を示さなかった企業も、これには飛びつきました。いちいち糊をつけなければならない付箋紙よりもポスト・イットの方がはるかに便利だったからです。
その後、定番は黄色であるが、売れ行きが伸びるに従って、様々な色を用いたものや面積の大きいものなど、各種バリエーションが造られている。今やポスト・イットは、オフィスの必需品としてゆるぎない地位を確立しています。現在では100ヶ国以上で販売されている。なお、先端に色の付いたポスト・イットは、日本の消費者の提案によって実現した。

今や、ポスト・イットは私にとっても必要不可欠なものとなった。本来の付箋的な使い方以外にも、よりはるかに様々な使い道がある。例えば、事業所に商品を納入する際、担当者ごとにこのポスト・イット・ノートを使って名前を記入しているのだ。ポスト・イットは確実に文房具の定番商品となった。

ポスト・イット(付箋)の注意点
図書館では蔵書にポスト・イットを使用しないよう利用者に求めているところもある。これは、長期間の保存を前提としている資料を傷めてしまうのを防ぐためである。資料を傷める理由としては、ポスト・イットを剥がす際に表面を剥ぎ落としてしまう場合があること、またポスト・イットを剥がした後に糊が残ってしまい、カビ・虫喰い・シミの原因になることなどがあるからです。
(ウィキペディアより引用)

2008年4月20日日曜日

シャープペンシル

最近、鉛筆に替わってすっかり定番と化したシャープペンシル。
シャープペンシルは現代人にとって必要不可欠なものとなった。
100円 シャープペンシルが発売された時は非常に感激した。シャープペンシルが世に出てきた時は学生にとっては高価な物だったので、大事に使った。それが、100円まで価格が下がったのだから、ためらう事なく使う事が可能となった。例えば、予備のシャープペンシルとして筆箱の中に入れていたり、又あちらこちらと必要な所にも気軽に置いておく事もできたし、赤軸には赤の芯を、その他の軸色はその日の気分で使い分けたりと自由に使える時代となった。

シャープペンシルとは和製英語であり実用品としてのシャープペンシルを世にだしたのは日本人なのである。
名前の由来は現在の電機メーカー、シャープが開発した商品名による。一般には「シャープペン」「シャーペン」または単に「シャープ」等と呼ばれる。なお、「シャープペンシル」で通用するのは日本と韓国のみであって、英語圏では一般に「メカニカルペンシル 」または「プロペリングペンシル」と言う。

シャープペンシルの歴史
1822年にイギリス国内で発明され、1837年または1838年に「Eversharp Pencil」名でアメリカで商標申請が出されている。日本にも伝来し、「繰出鉛筆」と呼ばれた。

1915年、早川金属工業の創業者である早川徳次は、本業の傍ら金属製繰出鉛筆を開発、「早川式繰出鉛筆」として特許を取得。
早川徳次によって発明される以前に、その原型となったものがイギリスで作られた、またアメリカでは「エバーシャープ」という商品名で発売されていた。日本へは明治初期の1877年に輸入されるようになり、繰出鉛筆と呼ばれていた。この繰出鉛筆はセルロイド製であり、非常に壊れやすく実用的ではなかった。現代の原型となる実用的な筆記用具には至らなかった。

徳次は持ち前の器用さによってこの小さい筆記具の中に精巧な仕掛けを施し、材料にもニッケルや真鍮など、充分見栄えのするものを使い、外側には螺旋状の溝を飾りとして彫ったのです。これにより、徳次も大満足の、「大人が使えるしゃれた筆記具」ができたのです。1915年、彼は期待を込めて『早川式繰出鉛筆』と名づけ、勇んで売り込みに奔走することになりました。ちなみに初期に作られたものは、芯の太さは1.15mm。数件の特許が申請されたそうです。

しかし、いつの時代も全く新しい物には抵抗を示されるもので、最初は非常に不評で、全く売れませんでした。まだ大正初期の頃。和服の人も多く、舶来風のものにはまだまだ馴染めなかったのかもしれません。しかし、落胆する徳次の元に、突如大量の注文が入るようになりました。なんと、アメリカやヨーロッパなど、海外からの注文だったのです。国内より先に海外で認められてしまったのです。

こうなれば国内の業者もほっとかない。あっという間に国内外で大ヒットの商品になってしまいました。当時は「エバーレディーシャープペンシル」と呼ばれ、後に「シャープペンシル」と改称された。

後に1926年には、外国でも特許を取ることに成功しました。

大ヒット後も徳次は改良を続けました。シャープペンのおしりにケシゴムを付けたのも徳次が最初でした。そして現在、回転式だった芯出しはノック式となり、様々な種類のシャープペンが世に出ています。

1960年、大日本文具(現在のぺんてる)がハイポリマー芯を開発。これにより、現在使われている0.5mm芯が完成。これを中核とした芯のバリエーションも増え、濃く滑らかに書け、強度があって折れにくいという理想の芯となった。
この頃各社がノック式の機構を開発したことから一気に広まり、1980年にゼブラが1本100円の製品を発売するなど低価格化も進んだ。

構造
一般的なシャープペンシルには最上部に替え芯補充口の蓋を兼ねた押す部分(ノックボタン)がある。これを押すことにより、下側先端より芯が1mm弱程度繰り出される。この蓋をとると、消しゴム、さらに芯を入れるパイプがあることがわかる。この消しゴムは芯を入れるパイプの栓の役目も兼ねている。ただし現在では、持った時に人差し指に当たる部分にボタンがついている、サイドノック式と呼ばれる物や、振ることで芯が出せるタイプなどもある。
下側には芯を一定量出す為のチャックリングと芯を固定する為の金属、若しくは樹脂で構成されたチャックがある。口金内部にはチャック開放時に芯を止めるためのゴムが付いているものが多い。


シャープペンの芯は鉛筆と同じように硬さの種類を表す記号がJIS(日本工業規格)で定められており、6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9Hに準拠するものでがあるが、これにさらに芯の直径を選ぶことができる。直径はそのシャープペンシル本体にあったものを使用しなければならない。芯の直径は0.2mm、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm等があるが、日本では0.5mmのものが最も多く使われており、芯の種類が最も多い。製図の場合、0.3mmと0.5mmのほかに0.7mm、0.9mmなども使用することがある。材料を成型して焼く焼成芯と、材料を油成分などで固める非焼成芯がある。

ポリマー芯
ポリマー芯(ハイポリマー芯)は焼成芯の一種で、結合剤として粘土の替わりにプラスチックのような高分子有機化合物(ポリマー)を使用し、黒鉛とよく練り合わせて約1000℃程で焼き、油に浸して作った芯。焼成中に有機物の結合剤が分解して炭化するため、焼き上がった芯全体が炭素の塊となる。なめらかで強度が高く色が濃いという特徴を持つ。この強度の向上により細い芯を作ることが出来るようになり、現在最も細いもので0.2mmのものまで実用化されている。

色芯
色鉛筆のように、色の着いた芯も存在する。顔料をワックスなどの油成分で固めた非焼成芯と、鉱物を焼き固めて作った白い芯にインクをしみこませて作る焼成芯の二種類がある。

シャープペンシルの種類
製図用シャープペンシル
製図用シャープペンシルとは、線を主に引く製図の技能作業に特化したシャープペンシルである。製図は細かな作図作業が多いため、軸が強い物や壊れにくい物が多く、品質も良い。スリーブ(ペンの先端部の金属)が長いのが特長。これにより並行定規などに当てやすいため、快適に正確な線を書くことができる。主に太い線は0.7mm、細い線は0.3mm、寸法線などの文字を書く時は0.5mmが使われる。この他、鉛筆の芯と同じ太さ2.0mmの芯を使う物もある。これは主に芯ホルダーと呼ばれこの場合、鉛筆で描くときと同様、先端を芯ホルダー用の削り機で削る。

振り子式シャープペンシル
振るだけで芯が出てくる機能のついたシャープペンシル。内部に重量のある金属パイプが仕込まれており、ペンを振ることによってこれを上下させ金属パイプの反動で繰り出し機構を作動させる。金属パイプの分、重く握りが太目のものが多い。芯を出すのに持ち替える必要がない為、安定したリズムでの筆記が可能。一般のものと比較して価格に大差がないため日本国内では広く普及している。内部の金属パイプは、金属の板を巻いた形状の物や、はりがねをネジ状に巻いたものなどが多い。比較的高価であったが、最近は普及したことにより低価格で購入できる。

人間工学に基づいたシャープペンシル
人間工学に基づき開発されたシャープペンシルのこと。疲れにくく作られている。太軸で、若干グリップがやわらかい。 値段が高いのが欠点であった。

書きながら芯が出るシャープペン
書きながら芯が出るためノンストップで筆記ができ、使うときにも ノックする必要がないため一部の人に人気がある。

芯が回転するシャープペンシル
仕組みとしては、芯が紙にあたるたびにシャープメカについたギアが回転し、芯を均等に減らす仕組み。 片減りなどを無くす事が目的である。

学校での利用
シャープペンシルは1970年代後半から学校でも使用されるようになった。当初は鉛筆の方が、脳に刺激を与える割合が、シャープペンシルより大きいから漢字などを覚えやすい。又、落ちた芯によって教室が汚れる、筆圧が弱くなる、高価な筆記具でもあり紛失・盗難等のトラブルが発生する、分解が可能なため、遊び道具となって授業に集中できなくなる。などといった理由から、小学校では禁止されることが多かった。
しかし当時の児童にとって、新しい文具は好奇心の対象であり、また芯を削る必要がないシャープペンシルは便利かつ魅力的な文具であった為、合理的な説明もなく便利な筆記用具が禁止されたことに対し大きな反発があった。しかし、その後、安価なシャープペンシル等も多く発売されたことから、中学校以降の使用は徐々に解禁されていった。
ただ、現在でも小学校ではしっかりとした筆圧で字を書くためには、シャープペンシルがふさわしくないと言う理由でシャープペンシルを禁止する学校も多い。
受験現場などでは、現在も構造上(カンニングメモを隠せるなど)の問題がある為、使用が禁止される場合が多い。また、マークシートを読み取る機械が正常に読み取れないことがあり、大学入試センター試験などでも禁止されている。
(ウィキペディアより引用)