付箋紙
貼り付ける物の総称、付箋は非常に古い言葉です。
付箋は、メモ書きを一時的に文書・書籍等に貼り付けるために使用される紙片。付箋だけで紙片を意味するが、付箋紙とも呼ばれる。
3Mがポスト・イットを発売する前に、付箋はあるにはあったが、それは、糊を使って使用するタイプで、今の様に気軽に使えるものではなかった。だが価格は安かった。
ポスト・イット
ポスト・イットは1968年、アメリカの化学メーカー3M社の研究員、スペンサー・シルバーによって発明された。彼は強力な接着剤を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作り出してしまったのだ。この弱い接着剤は当初、その用途が見つからなかったが、同僚のアーサー・フライが本のしおりに使用できないかと思いついた。
1977年には試作品が完成し、各企業の秘書課に試供品を配って以来、口コミで広がる。1980年以降、ポスト・イットという商品名で販売された。
3Mがポスト・イット・ノートの世界販売に乗り出したのは、一年後の1981年。日本でも住友スリーエムが販売を開始しました。しかし、まったく売れない状況が2年間も続きました。
私も商品を見て「ふぅ~ん」と言う程度の反応であった。
だが、これが文房具の定番商品になるとは予想だにしなかった。
頭をかかえた担当者は1983年春、アメリカでの例にならって、主に女性をターゲットにして企業、街頭でのサンプリングの実施を決めました。
配られたサンプルは60万袋。その甲斐あって、徐々に注文が増え始め、使用後の感想が営業部員の耳に入ることも多くなってきました。なかでも官公庁で圧倒的だったのが「付箋として使えるサイズが欲しい」というものです。それまでは、アメリカと同じ製品しか販売していませんでしたが、日本独自の要望に応えて、紙の先端を赤く塗った付箋紙タイプのポスト・イットを開発、販売したところ、爆発的に売れたのです。それまでメモサイズには興味を示さなかった企業も、これには飛びつきました。いちいち糊をつけなければならない付箋紙よりもポスト・イットの方がはるかに便利だったからです。
その後、定番は黄色であるが、売れ行きが伸びるに従って、様々な色を用いたものや面積の大きいものなど、各種バリエーションが造られている。今やポスト・イットは、オフィスの必需品としてゆるぎない地位を確立しています。現在では100ヶ国以上で販売されている。なお、先端に色の付いたポスト・イットは、日本の消費者の提案によって実現した。
今や、ポスト・イットは私にとっても必要不可欠なものとなった。本来の付箋的な使い方以外にも、よりはるかに様々な使い道がある。例えば、事業所に商品を納入する際、担当者ごとにこのポスト・イット・ノートを使って名前を記入しているのだ。ポスト・イットは確実に文房具の定番商品となった。
ポスト・イット(付箋)の注意点
図書館では蔵書にポスト・イットを使用しないよう利用者に求めているところもある。これは、長期間の保存を前提としている資料を傷めてしまうのを防ぐためである。資料を傷める理由としては、ポスト・イットを剥がす際に表面を剥ぎ落としてしまう場合があること、またポスト・イットを剥がした後に糊が残ってしまい、カビ・虫喰い・シミの原因になることなどがあるからです。
(ウィキペディアより引用)
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